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旭化学 IN CHINA|グローバル体験を語る!! グローバルな目を持った旭化学工業だからこそ、可能性が広がる

自分の言葉で伝えられないことが最大の苦労

2001年、旭化学工業は「旭日塑料制品(昆山)有限公司」を設立し、中国に進出しました。そして2005年、品質保証の体制を確立することを目的に私は現地へ赴任しました。もちろん現地でも品質管理は行っていましたが、設立から5年が経過し、工場が軌道に乗ったタイミングで品質管理の体制強化が急務だったからです。

しかし、それまでの私は中国に行った経験もなく、中国語すら話せませんでした。そのため、現地に着いて最も苦労したのは、やはり言語の違いでしたね。通訳に頼らなければならず、自分の言葉で意思が伝えられないことが、これほど大変だとは思いませんでした。ですから、身振り手振りはもちろん、漢字を書いて伝えることもありましたね(笑)。

旭化学 IN CHINA 写真

国境を越えた信頼関係

中国で働いて気づいたことは、中国には中国のやり方があり、日本には日本のやり方があるということ。そこで私は、中国のいいところはできる限り尊重するようにしました。でも、改めなければならないところもあります。そんなときは、日本のやり方を丁寧に教えました。両国の良い部分を活かすことが私の役割だと思ったからです。そして、誠意を持って相手と接していくうちに、信頼関係が築かれていきました。

2007年になり、日本に帰ることが決まったとき、工場のスタッフから「帰らないで欲しい」と言われたのは嬉しかったですね。1年半という短い期間でしたが、言葉が満足に通じなくても信頼されていたんだなと実感しました。最後まで中国語が上達しなかったことだけが心残りでしたね(笑)。確かに苦労も多かったですが、日本では味わえない貴重な体験ばかり。仕事を通して中国の文化や習慣にも触れることができ、視野が広がりましたね。旭化学工業はこれからも積極的なグローバル展開をしていきます。さまざまな可能性が詰まっている魅力的な会社だと思いますね。

中国へ出向する社員のために中国語講座を開いています。 少しでも中国語に触れてから現地へ赴くことができるので、出向者にはとても好評です。今では、中国語に興味を持った社員も有志で参加するほどに。積極的なグローバル展開を行っている旭化学工業ならではの取り組みです。

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